2021年2月16日

記憶の中のスープの曲

ハミング、スープ」を読んでいて、ふと思い出したのは昔好きだった曲。

曲名を思い出せないけれど、なんとなく歌えて、しかもスープの曲だった気がする…と思い久々に調べてみました。

実は大学時代、軽音サークルに入っておりまして。

人よりほんの少しだけ、音楽が好きなんだと思います。

とはいえ、もっぱら聞くのはいわゆる邦楽ロックなので、幅広く聞く!というわけではなく

好きな音楽を、ずっと聴き続けるタイプでございます。

冒頭に戻りまして、なんとなく覚えてる歌詞で

「あたたかくて〜安心するよ〜まるでスープのようだ〜♪」と言った感じだったような…

(ここでなんの曲かわかった人、今度リモート飲みでもしましょう笑)

とりあえず、覚えてるままにGoogle検索をしてみると、

ヒットしたのは「藍坊主」の「スプーン」でした。

おお、曲名がスプーン!もうこれは絶対スープの曲だ!と思い、本当に久々に聞いてみる。

きっと恋人同士の2人の曲。最初はキッチンで料理する彼女と、食器のドラムを叩きながら歌って待ってる彼氏、

あまりに歌に本気になりすぎて「静かに!」なんて言われる…

そんなほのぼのとした光景が歌われています。

でも最後は、「ただいまとスプーンに話しても疲れた自分が映るだけ」となっていくので、

きっと二人は離ればなれになる、というストーリーなんだろう。

そういえば、恋人同士のやりとりをご飯にからめて歌う曲が多い気がする。

昔結婚式でよく歌われた、コブクロのMillion Filmsには「信号待ち 買い物袋ぶら下げた二人の手」と始まって二人で帰って料理をする光景が目に浮かぶし、

女性に大人気のaikoが歌うストローという曲には「〜パジャマのままでお味噌汁を〜♪」という歌詞もある。

どちらも恋人への想いを歌った曲(だと思っている)。

毎日、当たり前のように食べるご飯。

でもよく考えると、自分が作ったものを食べてくれる人って、飲食店にでも勤めていない限りすごく限られた人なんですよね。

家に招かない限り、料理を振る舞う機会なんてほぼないので、そりゃあ当たり前なんですが。

自分が料理を作る人って、恋人だったり、特別仲の良い人だったりするんだろうなぁ、と改めて認識しました。

(作ってもらう側でも、同じことが言えますが)

「そういえば」が長くなってしまいましたが、話を藍坊主にもどして。

ああ、こんな曲だった…。そうそう…。懐かしい…。よく聞いていたその時のことを思い出して懐かしくなる。

一曲聴き終わって、さてもう一周…その時、気付きました。

冒頭にでている、検索をかけていたうろ覚えの歌詞、

よく聴いてみると、「あたたかくて安心するよ カレーライスのようだな〜♪」と歌っていました。

……??

……カ、カレーライス……!!

記憶とは曖昧なもので、

なんなら勝手に都合の良いものに書き換えられていくもの。

完全にスープの曲だと思い込んで、「よーし、今週のエディターズコラムは私も曲のコラムに挑戦だー!」と意気込んでいたのが恥ずかしい…!!

(もう1000文字弱かいてますが)

そして大好きな藍坊主にも申し訳ない…!

まぁ、でもカレーライスも、スープの仲間ですもんね。うんうん。

soupn.スタッフ kon.

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