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「マザーウォーター」からの妄想コラム

「映画の中のスープを再現する」ことを基本にしている

本連載ですが、せっかく、さわのめぐみさんという

クリエイティブの鬼のような方とご一緒しているので、

今後は、彼女の想像力を発揮できる内容に変更をします!

 

何をするかというと。

すでに完成している映画に、想像力というスパイスをちょい足し、作品世界を拡張します。

「物語のその後」を考えたり、「ありもしない設定」を付け加えてみたり。

その存在しない物語の中に出てくる妄想スープを、

さわのさんに考案していただこう、そういうことです。

* * *

第1回目は、みんな大好き『マザーウォーター』。

豊かな水の流れを持つ街・京都を舞台に、

ウイスキーしか置かないバーを営むセツコ、

コーヒー店を開いたタカコ、豆腐屋のハツミという、

"水"にこだわる3人の女性の日常をつづった人間ドラマです。

それぞれのお店が何とも魅力的で、

実際、ロケ地めぐりをした方も多い作品ということで、

今回さわのさんには、《もしここに、スープのお店が加わったら》というお題で、

妄想スープ店のメニュー開発をお願いできればと思います。

* * *

お店のイメージは、このような感じです。

巻物カラー.png

・静かな森林公園のとなりにある、スープとパンのお店

・営業時間は、朝6:00〜11:00までの5時間のみ

・最大10人が座れる長テーブルがあり、

そこに誰彼かまわず自由に座って食べるのが、このお店のスタイル。

・朝の散歩途中に立ち寄る人や、近所の外国人、

おこづかいを握りしめた子どもまで、

老若男女いろいろ人たちが唯一のメニュー

"日替わりスープ"を楽しみにやってくるのです。

(店頭には、犬用のポールもあり)

・ナミ(門脇麦)

・29歳 / B型 / 美大卒

・ていねいで、人見知り。実は、ヤマノハ(加瀬亮)の元彼女。

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以上が、ぼくの考えたアナザー『マザーウォーター』。

これらの情報を元にして、さわのさんにはお店で

唯一のメニュー"日替わりスープ"を考案していただこうと思います。

 

どのように(妄想)映画の世界を掬い取ってくれるのか楽しみです!

 

(文・Kino Iglu 有坂 塁)

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