なぜ、スープなのか。
そう聞かれたら、「旅」がきっかけでした。
せっせと世界を旅する中で、世界の料理はいろいろあることを知っていたけれど、
「スープ」もそれぞれの土地で郷土料理のように存在していたことに気づきました。
あれ、ヨーロッパもアジアも汁物文化が存在するのでは、と。
それに気づいてからの旅の目的リストに、「世界のスープを味わう」が仲間入り。
美味しいスープを探し求めるようになりました。

そんな世界のスープとの出会いは、インスタでたまにポストしています。
旅での出来事も伝えたいものだから、ついつい長くなってしまうので、
これを機会にブログで伝えていけたらなと思っています。
最初に、美味しいスープと出会ったのはバリ。
(バリパリバリパリバリパリバリ・・・わかる人にはわかるネタ笑)
香辛料が強い料理に少し胃がやられてしまい(この頃は旅する身体の免疫も低かった)
「おかゆのようなスープある」と聞き、オーダーした『ブブール』。
これが胃にしみわたり、弱っていた心までも少し回復。
朝食べて、夜にはほぼ回復するくらいまで元気に。
チキンと野菜と塩、ほんの少しの香辛料だけの味付けだったような。
できるだけ薬に頼らない私は、「おいしいごはんを食べたら回復するんだ」という気持ちにも。
そして、残りの旅時間を楽しんだのでした。
こんな些細なきっかけから、先の人生でスープの侮れない魅力を徐々に知ることに。
時間さえあれば、ひょいっと逃亡という名の旅をしていたあの頃。
これを書いている今も、すぐにでも旅立ちたい気持ちは山々です。

soupn.スタッフ umico