今回は、2001年の作品ながら、
もはやフランス映画のクラシックと呼びたい、
名作『アメリ』に続編があったなら!
という妄想コラムです。
最近、映画好きの25歳の人が本作を知らなかったことに
カルチャーショックを受けたばかりなのですが、
公開時で4歳だったことを考えれば、知らなくて当然ですよね〜。
反省。
ということで、
続編紹介の前にオリジナル版(?)の内容からご確認ください。
* * *

「幼い頃から空想の世界で過ごしてきたアメリは、
そのまま大人になり、
パリ・モンマルトルの古いアパートに1人で暮らしながら
カフェで働いている。
他人とのコミュニケーションは苦手だったが、
偶然発見した宝箱を持ち主に返したことをきっかけに、
誰かを少しだけ幸せにすることに喜びを見出すように。
そんなある日、
アメリは他人の証明写真を収集する不思議な青年ニノと出会い、恋心を抱く。」
空想好きな女性アメリの日常と不器用な恋の行方を
ポップな映像とブラックユーモアを交えて描いて、
フランスのみならず日本でも大ヒットを記録したロマンティック・コメディ。
* * *
もし、
そんな『アメリ』の続編が製作されたら…
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◆架空の続編
『アメリ Part2』
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
音楽:ヤン・ティルセン
出演:オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ
〈物語〉

幸せそうな表情を浮かべて、
パリの街をバイクで駆け抜けていったアメリとニノ。
そんな2人に数年後、かわいい娘が誕生した。
名前は、ポレット。
これまで、誰かを少しだけ幸せにすることに
喜びを見出していたアメリの愛情は、娘に注がれることに。
「スープ屋さんやる!名前はくんくん!」
母親に似て空想好きなポレットは、
絵本に出てきたようなスープ屋さんをやりたいのだという。
最初のお客さんは、もちろん大好きなパパ!
スープ屋「くんくん」。
母と娘の空想スープ作りがスタートします。
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大ヒット映画『アメリ』の続編は、とびきりキュートな家族の物語。
今回、さわのさんには、
アメリとポレットが作る空想スープの考案をお願いしたいと思います。
(第一作目に出てきたムッシュ・コリニョンの八百屋さんで
材料を揃えるイメージで!)
(文・Kino Iglu 有坂 塁)

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