【おはなし、スープ-レシピ編-】夢にまで見た具沢山なオートミール粥

更新日:3月22日

SOW SHOVELING・中村店主の記事はこちらから



<材料>(約2人分)
・じゃがいも()  2個
・にんじん 1本
・玉ねぎ 1個
・キャベツ 150g
・水 200ml
・牛乳 300ml
・オートミール 50g
・ソーセージ 4本
・オリーブオイル 大さじ2
・塩 小さじ1


<下準備>

・にんじんと玉ねぎは角切りにする。

・キャベツも細かく刻んでおく。


<作り方>

① じゃがいもはたっぷりのお湯で柔らかくなるまで茹でる。

② 小鍋にオリーブオイルを入れ、にんじん、玉ねぎを加えて、中火で2分ほど炒める。

③ キャベツを加えて、全体をしっかり混ぜる。

④ ③に水を加え、野菜が柔らかくなるまで茹でる。

⑤ 牛乳を加えて煮たったら、オートミールを加えて弱火でとろみがつくまでしっかり混ぜる。その間にソーセージを焼き目がつくまで焼く。

⑥ オートミールがしっかり水分を吸って、もったりとしたら出来上がり。

⑦ お皿にオートミール粥、ソーセージ、じゃがいも、パンを盛り付けて完成。


☞ポイント

⑥は水分がある状態だとパサパサした食感になってしまうため、オートミールは水分がなくなるまで待つ。リゾットのような仕上がりをイメージしてみてください!


\ Staff Voice /

せつない・・・。せつなすぎる物語に、「涙なしでは見られない」とsoupn.スタッフも言っていたのですが、名作と言われる所以が随所にあり。小説だと翻訳頼りになってしまうところがあるけれど、その当時の状況を考えると計り知れません。

さて、「イギリス=お粥」のイメージがない私は、どう表現するのだろうと?マークでしたが、さわのさんがさらっと「オートミールでお粥風にできるので、レシピはもう思い浮かんでいて・・・」と、さらっと(2回め)かっこよく話をまとめてくださいました。

そう、オートミール。なのです。日本でも需要が高まりつつあるオートミール。ただ、抵抗がある人もまだまだ多いもよう。なんとなく、ポテトサラダ感覚で食べられるのかな?と思いました。さわのさん曰く「リゾット感覚でお召し上がりください♪」と、アドバイスをいただきました!



オリバー・ツイスト

この小説は、確か中学生の時に読んだことがあって、高校生の時にはどこかの劇場でミュージカルを見た覚えがあって、そしてコロナ禍になったある日、映画を見て思ったのは、しっかりと原作に忠実にできていると言うことでした。

小説も、ミュージカルも映画もなぜか、私の目には(小説では想像のスクリーン)モノクロからだんだんとゆっくり色付いて行き、最後にはオールカラーの作品となって幕を閉じるという、印象的な物語なのです。


天涯孤独の少年オリバー・ツイストがさまざまな苦難を乗り越えながらも、幸せを掴むストーリー。

孤児院や処刑場、今は見ることのない19世紀のイギリスの時代背景を見ながら彼の成長を追うことができる名シーン


『(お粥の)お代わりをください』


その頃のイギリスの孤児院の劣悪な環境を全て物語っています。貧しさのあまり犯罪に走る人々が多く社会問題となっていました。イギリスは救貧法という法律を設けて、貧困者の衣食を税金で賄うことで、盗みや犯罪を増やさないという方法をとっていましたが、いつしかそれが「貧困者は救貧法に頼って、労働を怠っている」とされ、社会から反感を買ったのです。

その結果、福祉費用が大幅に削減され、救貧院でもわずかな食事しか与えられなくなり、衰弱して死んで行った子供達も多く、作中でもそんなシーンが描かれています。

さて、この名シーンに登場するお粥はお米ではなく、オーツ麦ではないかと推測して、今回はオリバーに食べさせたい、具沢山のオートミール粥を作りました。

おそらく、アルミカップのようなうつわに入っていたのでは?と連想した食卓の一枚


決して美味しそうではないお粥も彼らにとってはご馳走で、お腹いっぱい食べることを夢見て、いつまで続くのかわからない、空腹を満たすのは、目の前に出てきたお粥にあれや、これやと自分の想像力でご馳走にするしかなかったのかもしれません。


(文・さわのめぐみ)


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