本格的なロシヤ料理を東京・浅草で味わう
観光客で賑わう、東京・浅草。
オレンジ通りをまっすぐ進み、少し中に入るとどこか懐かしい店構えが見えてきます。
ロシヤ料理『ラルース』はオーナー・高間さんのお父様が初代で始めたお店です。
お父様は雷門近くにある『浅草マノス』で料理長を務め、その後独立。
新仲見世で念願の自分のお店をオープンし、現在の場所に移転しました。
幼い頃からお父様の背中を見て育った高間さんは自身も料理人を志し、フランス料理のお店で修業することに。「料理学校へ進学しようか悩んだ末、父に現場に入れとアドバイスを受けました。どの分野へ行こうか迷ったけれど、今思えばワインのことも勉強になったし、フランス料理でよかったです!」と当時のことを振り返り教えてくれました。
お店のメニューにはフランス産はもちろんのことロシア産ワインも充実されています。
独特のクセはあるけれど、どこかまた飲みたくなるような味わいのワインだとか。
ラルースの人気メニュー、ボルシチ(750円)とキャベツロール(1,980円)はお父様考案のレシピ。
「ボルシチは国産のビーツを使用し、玉ねぎ、にんじん、にんにく、ピーマン、セロリなどとビーツを一緒に半日程度煮込み、牛骨で出汁を取っています」。
あっさりとしているが、食材の旨みがしっかり出ていてとても上品な味わいのボルシチ。
そして、1日限定20食のキャベツロール。
「こちらは三日間じっくり煮込んで冷ますを繰り返し、野菜の甘みと国産牛のひき肉の旨みをキャベツにしみこませ、キャベツを楽しんでいただけるようにあえて【キャベツロール】というネーミングにしました」。
口の中で一瞬にしてとろけてしまうほどやわらかな逸品で、もっと食べていたいと思ってしまうほど。
「〝ロールキャベツの概念が変わった!〟と、お客様から嬉しい言葉もいただきました!」と高間さんは笑顔で語ってくれました。
「創業40年近くなるので常連さんも多いです。遠方からの観光客の方や男性のお客様も結構増えてきていますね!
どの料理も素材の味をどのように引き出すかを念頭に、野菜の甘みや牛肉の旨みなどで繊細な味わいに仕上げています。ボルシチやキャベツロール以外の料理も食べていただき、素材の美味しさを感じていただけたら嬉しいです。また少し単価が高いのですが、SNSを始めたので若い世代のお客様も気軽に入って楽しんでいただけるといいなと思っています」。
そんな高間さんはコロナ禍の緊急事態宣言で休業要請が出た際に、なんとYouTubeを観てチョークアートに挑戦!
お父様のレシピを受け継ぎながらも新たなことに取り組む日々。
店内には、実際に高間さんがロシアに行った際に訪れた街並みの写真が飾られています。
お店の前にある黒板メニューの美味しそうな絵にもぜひ注目しつつ、ぜひロシヤ料理を食べに
足を運んでみてはいかがでしょうか。
【1/11(水)〜2/1(水)まで】
ボルシチまたはキャベツロールをご注文の方に
フランボワーズのキーセルをお付けします!
(キーセルはフランボワーズを葛粉で固めたものでゼリーよりも軟らかい食感です)
※必ず、「soupn.(スープン.)ウェブサイト」を見たとお伝えください。
※価格は全て税込です
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