《今月のお店》potage(ポタージュ)

肩の力が抜ける、気持ちやすらぐスープ

東急目黒線・奥沢駅から徒歩約3分にある『potage(ポタージュ)』。

フランス語では“スープ”の総称を意味するpotageは、

2012年開業から続く看板メニューの「グリーンピースのポタージュ」と「レンズ豆たっぷりスープ」に、

季節に合わせたスープなど約6種類を常時提供している。

店名からして“きっとスープが大好きな店主が作っているんだ♪”と想像していたが、

店主の小川さんは「スープというよりは、パンが作るのも食べるのも好きで!パンに合うものって何だ?って考えたら、

スープだなと思って。だから、スープメインで考えたお店ではなく、パン好きから始まったお店なんだよね」と、

苦笑いしながら話してくれた。

小川さんは、フランス料理のお店で料理人を目指し、

その後フランスパンの職人を目指そうと、有名なパン屋で8年ほど修行。

パン屋を開業したいと思ったこともあったが、

縁があって手伝っていた中華料理のお店で出会ったのが『波佐見焼』のうつわ。

「うつわを見て一目惚れしちゃって。このうつわにスープを入れたい!」と強く感じたそう。

料理人としての人生に紆余曲折あったものの、“すべて一人で切り盛りする”と宣言し「potage」を開業。

大好きなパンとそれに合うスープを作り、自分で作ったものをお客様に食べてもらう喜びを日々感じている。

店内は白を基調とした木のぬくもりある内装に、かわいい雑貨が並び、メニューや案内もユーモア。

店内のイメージも全部小川さんが思い描いていたものをオーダーして、雑貨屋に行って気に入ったものを置いている。

「カウンターに古材を使ったり、雑貨が好きで見たり、集めたりして」と、

そんな、ちょっぴり乙女心を持った店主だからこそ、多くの女性から支持されている。

「でも、男性の一人客も来るんですよ。男性もゆっくりスープを飲みたいときもありますよね、きっと」と。

そんな女性にも男性にも親しまれ、常連客も多いスープの魅力とは?

「素材を生かすことをすごく大事にしています。素材が引き立つよう味付けも極力シンプルに。

そのために自家製のブイヨンを作っています。このブイヨンがうちの店ではポイント。

でも決してブイヨンがメインにならないように、素材を支えている影の主役といったところ。あくまでも素材を感じてほしいので」。

スープやパンの具材や野菜などは趣味のツーリングがてら、さまざまな場所で調達しているそう。

「ちょっと遠出して気分転換にもなり、美味しい野菜も手に入る。僕にとって最高の1日」。

そう話す小川さんは、自分のペースでやりたいようにやっている楽しさや喜びが表情に表れていた。

パンとスープ。これに猫がいたら、とある邦画を思い出すが、

こじんまりとしたお店の中には店主のこだわりとほっこりできる空間が広がっている。

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お店直伝!

レンズ豆たっぷりスープ

<材料>(約5人分)

・レンズ豆 250g

・玉ねぎ 300g

・セロリ 30g

・にんにく 少々

・ベーコン 50g

・ローリエ 1枚

・ブイヨン(鶏ガラでも可)

・オリーブオイル 適量

・塩 適量

・白こしょう 適量

<下準備>

・レンズ豆をたっぷりの水に、約1〜2時間浸しておく。

・玉ねぎ、セロリ、にんにくはみじん切りに。

・ベーコンは細かく切っておく。

<作り方>

①鍋にオリーブオイル、ベーコン、ローリエ、にんにくを入れて中火で炒める。

 しんなりしてきたら、白こしょうを振って、さらに炒める。

②玉ねぎとセロリを一緒に入れて炒める。途中、弱火にして焦げないように炒める。

③玉ねぎがしんなりしてきたら、ブイヨンを入れて、水(お湯でも可)を入れて約15分煮込む。

 途中、水を追加して煮込み具合を調整。灰汁も取る。

④スープに具材が馴染んできたら完成。

☞ポイント

★①ベーコンは炒めないと味の抜けてしまうため、

 煮込まずしっかり炒める。

★③の灰汁取りは完全に取りきれないため、

 ある程度取れたらOK。