《今月のお店》田ノ実

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和の“ごちそうスープ”を、ライフスタイルショップで

古くて新しい “日本の食”に焦点をあて、米や麹、発酵食品を中心に、

日本各地から集めた食や関連雑貨などを取り揃えているライフスタイルショップ『田ノ実』。

店名は、旧暦の8月1日に豊作を祈願する行事の呼び名「田の実」から命名したそう。

また、同日は「田の実」を「頼み」にかけて、日頃お世話になっている(頼みになっている)方に、

恩を感謝する日でもあるという。

 

お店は自由が丘駅から徒歩5分ほど、インテリアショップやアパレルショップなどが立ち並ぶ一画に位置する。

1Fは“身体に美味しく、心に響く逸品”をコンセプトに、日本全国から選りすぐりの地域産品がズラリ。

赤ちゃんからご高齢の方まで食べていただけるよう、食品バイヤーさんが生産者さんのもとに足を運び、

美味しく安心なものを一つひとつセレクトしているという。

そのほか、料理や食材を引き立てる器や、ダイニングを楽しくする雑貨なども取り揃え、

訪れたお客様の食欲と好奇心を刺激してくれる。

 

2Fは、DINING&CAFE。 “旬の恵みをいただく”をテーマとし、

季節野菜を使った具だくさんのお汁をメインに、目にも美しい料理を提供。

人気は、お椀、花むすび(2品)、漬物、季節の小鉢と一口デザートがセットになった「田ノ実プレート」1,200円(税別)。

お汁がメインとあって、器の大きさは自宅で使うお椀の2倍ほど。

お椀の蓋をあけると、ふわっと出汁のいい香りが立ち上り、彩り鮮やかな野菜たちがバランスよく顔を見せる。

食べて驚きなのは野菜の歯ごたえがきちんと感じられること。

自宅でスープやおみそ汁を作ると、野菜を煮すぎてクタクタになってしまいがちだが、

こちらのお椀に入った野菜は出汁がきちんと染みていながらも、それぞれの食感を味わうことができる。

それには、野菜の下準備に手間ひまをかけることが大事だという。

そう、ここでいただけるのは、一手間もふた手間もかけた和の“ごちそうスープ”なのだ。

 

お店がオープンしてから約1年半。このお椀に魅せられ、お店には老若男女が訪れる。

家族連れで利用する方も多く、赤ちゃんが座れる椅子も用意。ベビーカーでの入店も可だ。

2Fで食事を満喫して、1Fでショッピングを楽しむ。

これが、「田ノ実」の素敵なお散歩の仕方である。

手間ひまかけて、もっと美味しい

けんちん汁

<材料>(約1人分)

〈含ませ用の出汁じる〉

・水 400ml

・煮干系出汁パック 1パック

〈けんちん汁用の出汁じる〉

・水 400ml

・田ノ実 特製だれ

・煮干系出汁パック 1パック

〈トッピング〉

・白髪ねぎ 少々

・ほうれん草 少々

・柚子胡椒(お好みで)

【具材全部で200g目安】

・【A】大根

・【A】にんじん

・【A】たけのこ

・【A】こんにゃく

・【A】しいたけ

・【A】ごぼう

・【A】豆腐

・【A】長ネギ

・とり団子

 

<下準備>

・【A】は乱切りにしておく。

・とり団子を作っておく(スーパーで売っている鍋用のつみれなどでもOK)。

・ほうれん草は茹でておく。

・白髪ねぎは、繊維に沿って極細に切って水にさらしておく。

<作り方>

①まずは含ませ用の出汁じるを作る。

鍋に水を入れ沸騰させたら、煮干系出汁パックを入れて2分、火を止めて2分おく。

②①から出汁パックを取り出し、出汁じるを別容器に移して氷水で素早く冷やす。

③②に【A】、とり団子を入れて一晩冷蔵庫で寝かせる。

④①同様の作り方で、けんちん汁用の出汁をとる。

⑤④から出汁パックを取り出し、③と田ノ実 特製だれ入れて温める。

⑥全体が温まったら器に盛り、白髪ねぎ、ほうれん草をトッピングして完成。

☞ポイント

★野菜は含ませ用の出汁じるに一晩つけることで

しっかり味が染み、それぞれの歯ごたえも感じられる。

★トッピングの白髪ねぎは、ふわっと高く盛る。

★にんじんは、彩りよく散らして盛りつける。

★お好みで柚子胡椒をトッピングすると美味しい。

​\1F SHOPで買える!おすすめ商品/

●花むすびの型 物相型 

(山のくじら舎)

3,000円(税別)

皇室ご愛用の玩具メーカーに、オーダーメイドで作っている

田ノ実オリジナルのおむすびの型抜き。高知県産の木材を使用して、

職人が一つひとつ手作りしている。ギフトにも喜ばれる一品。

●柚こしょう

(なの花工房)

1,000円(税別)

熊本県阿蘇産の柚子、唐辛子、塩に。塩こうじを加えて練った

無添加の柚子胡椒。ピリッと柚子の爽やかな香りが食欲をそそる。

​都内での取り扱い店は数少ないので、要チェック。