前回に続き、料理研究家・いんくん考案の「サムゲタン風スープ」をアレンジしたレシピをご紹介します。
〈前回の記事はこちらから〉→サムゲタン風スープ
少ない材料とシンプルな工程で作れるスープレシピでしたが、なんと今回はサムゲタンのスープを使って韓国料理の定番「スンドゥブチゲ」にアレンジ!
お水の代わりに鶏肉の濃厚なスープを使うので、とにかく風味が“Amazing!”だそうです。
熱々でピリッと辛い鍋料理は、寒い日にぜひみんなで囲んで食べたいですね。
今回のレシピで使用した韓国の調味料「唐辛子粉」についても、料理での使い方や実際にいんくんが作った料理例など、詳しく教えていただきました!
ぜひチェックして、作ってみてください♪
<材料>(約2人分)
・サムゲタン風スープ(鶏肉、刻み小ネギを入れる前の状態) 2人分
・まいたけ 50g
・刻み小ねぎ 適量
・アサリ 6個
・絹豆腐 300g
・ごま油 大さじ1
・唐辛子粉(荒挽きがおすすめですが、なければ中挽き) 大さじ3
・しょうゆ 大さじ3
・こしょう 小さじ1
・卵黄 1個
・カイワレ 少々
<下準備>
アサリは砂抜きをしておく。
<作り方>
①加熱したフライパンにごま油を入れ、ちぎった鶏肉・ちぎったまいたけ・刻み小ねぎ・唐辛子粉・しょうゆ・こしょうを入れて炒める。
②香ばしい香りがしたら、サムゲタン風スープを入れて混ぜる。
③すぐにアサリを入れて煮る。
④沸騰してアサリの口が開いたら、絹豆腐を丸ごと入れて、お玉などで大きく(不規則な形に)切り取りながら混ぜる。
⑤最後に卵黄・カイワレをトッピングして完成!
●「唐辛子粉」とは?
韓国・朝鮮料理を特徴づける甘口唐辛子を粉末にしたもの。韓国では、料理によって「荒挽き(荒)」「中挽き(中)」「細挽き(細)」と使い分けます。
スープには「荒挽き」がおすすめ。「細挽き」は、水分量が少ないコチュジャンやソースに適しており、スープなどに使うとカプサイシンが出過ぎて予想より辛くなってしまいます。
今回のスンドゥブチゲで辛さの調整をしたい場合は、唐辛子粉の量の調節もよいですが、ベストは自分に合う「辛さ」の唐辛子粉を使うことだそう。基本的に、パッケージに中辛・激辛など、辛さの目安が記載されていますので、そちらを参考にしましょう。
また、刺激的な辛さを好む方は、一味唐辛子やチリペッパー(少量)で代用してもよいですが、基本的には唐辛子粉がおすすめです。
最近はスーパーの韓国食品コーナーなどでも手に入るので、ぜひ使ってみてください。
☟唐辛子粉を使用した料理例(いんくん作!)
(左から)コチュジャン、牡蠣キムチ、いいたこ鉄板焼、甘辛ヤンニョム焼き鳥
次回の「トレンド、スープ」は2024年5月を予定しています。公開をお楽しみに!
<さまざまなジャンルで活躍している
料理家さんたちが登場!>
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